春リーグ@ICU vs東洋大学(東京都三部)

チーム名
東京大学 14
東洋大学

バッテリー
(東大)清水、坂井、南ー白石
本塁打
上原2(2ラン)、大野(2ラン)

オーダー
一番 徳田(右)2-1-0
二番 大野(二)3-2-2
三番 南谷(三)3-0-0
四番 白石(捕)3-1-1
→代走 寺西
五番 田中(一)2-1-1
六番 上原(中)4-3-6
七番 宇都宮(遊)2-0-0
八番 山村(DP)3-1-0
→代打 渡邉 0-0-1
九番 一木(左)3-1-0
FP  清水(投)
→ 坂井(投)
→ 南(投)

戦評
天候:はれときどきくもり グランドルール:72m付近のポール柵

(得点表示は東大を先に表示しています)
試合開始時間:11時13分

東京大学の先攻で始まった、今季のチーム開幕戦。 初回、先頭打者の一番徳田がストレートの四球を選び、二番大野もセーフティで出塁。 一死後、硬さの残る相手投手と同じく硬さが見えた四番白石のショートゴロで一点を先制する。 さらに一点を追加後、六番上原がセンター頭上を越える二点本塁打を放ち、この回四点を先取する。 4−0
その裏、マウンドに登ったのは二年生投手清水。二本のヒットを浴びるも、 立ち上がりを何とか無失点で抑える。4−0

二回、再び一番から始まる好打順で、一番徳田が投前内野安打で出塁すると、 二番大野の打席で暴投・後逸の間に二進・三進となり、さらに後逸で本塁に生還する。 その大野も四球を選び、三番南谷の犠打で二塁に到達、二死後、五番田中の打席でパスボールの 間にホームに還る。田中も四球で出塁すると、六番上原は二打席連続となる二点本塁打 をかっとばし、この回四点を追加する。8−0
その裏、清水は走者を出すも三塁を踏ませず、点を与えない。8−0

三回、九番一木が内野安打で出塁するも後続が断たれ、回を終える。8−0
その裏、先頭打者に左前打を許すと、一死後、四番にレフトへのヒットを打たれ、 一点を奪われる。さらに続く五番にもヒットを打たれ二点目が入る。 しかし、清水はその後二者を打ち取り、踏ん張りを見せた。8−2

四回、四番白石・五番田中の連続ヒットで無死二、三塁の好機を作ると、 打席には二打席連続二点本塁打中の上原が登場する。ミスターホームランの襲名がかかる大事な 場面だったが、記憶よりも記録を求める上原はショートの左をしぶとく抜き、二点を加える。 10−2
その裏、清水に代わり三年生の坂井が登板する。坂井は三者凡退に仕留め、7球で片をつけた。 10−2

五回、九番一木が四球で出塁し、一番徳田の打席でバッテリーエラーで生還する。 徳田は相手失策で生き残ると、二番大野がライトへ目の醒めるような打球を放ち、 こちらも二点本塁打となる。一死後、今度はランナーを二人置いて打席には六番上原。 しかし、再び巡ってきたチャンスでやはり記憶に残りたかったのか、上原は力みが入り 三振に倒れる。その後押し出し四球で一点を加え、二度目の打者一巡となって回を終える。 14−2
その裏、マウンドには四年生投手南が降臨する。前の回の坂井の投球に刺激されたのか、 南は三者凡退に抑えるだけでなく、4球で料理するという準完全投球を披露して試合を 締めくくった。14−2

(文責 安田篤志)